僕はブログを書くにあたってWordpressを選んだ。
それは思惑として「ブログを書いて将来的に発信力を持ちたい」という下心があったのと、知り合いの知り合いがバズ部の記事を見てその通りにブログを書いたところ、アクセス数が数倍に伸びた、という話を聞いていたからだ。
なので、実際にバズ部のサイトを調べ、そこでおすすめされていたWordpressと、実際にバズ部が提供しているXeory(セオリー)というWordpressテンプレートを使ってこのブログを作った。
しかし、実際にWordpressおよびXeoryを使っていくつかブログ記事を書いてみた所感として、Wordpressというものと、Xeoryというもの両面からブログ単体を書いていくにはおすすめしない、ということを述べたいと思う。(あくまで一個人の意見です)
おすすめしない理由1:導入準備が大変
これはXeoryについてだが、バズ部のおすすめ通りにWordpressのインストールからセッティング、Xeoryの導入まで行っていくと、Web事業者の自分でも半日くらい時間がかかってしまったのだ。これが結構大変で、「以外と手間かかるなあ」というのが最初の印象だった。
長期的に戦略を持って会社のメディアを作る、とかならまだしも、ブログを書く習慣もないような人間がブログを書こうという時に、準備に半日もかかるようではお話にならない。その手間がかかるだけで頓挫の原因になりかねないからだ。
そもそも”ブログを立ち上げること”が目的ではなく、”ブログを書くこと”=”コンテンツを作ること”が目的なのだから、ブログ立ち上げにはなるべく時間や手間がかからない事のほうが望ましい。
なので、ブログを書くなら何も考えずにはてなブログやアメブロ、ライブドアブログなどで済ませるのがオススメ。選ぶのが面倒だったらとりあえずはてなブログにしとけばいいと思う。まずはすぐ書き始められることを優先した方がよい。
将来のことなど心配しなくてもよい。大抵の人はブログを長期間続けられないし、続けられたとして有名ブロガーになんてなれない。まずは自分のためだけに書く、ということに集中できる環境を一刻も早く準備しよう。
おすすめしない理由2:編集画面が重い
これはプラグインをどれだけ入れているかにも関わるが、使っているレンタルサーバーによってかなりWordpressの編集画面やページ自体が重くなってしまう。これもブログを書き続けるうえではモチベーションを下げる要因になる。
その点ブログ専用サービスはサーバースペックも充実してるだろうから、心配はないと思われる(実際には大した検証してないですが少なくともはてブはさくさく動きました)。
おすすめしない理由3:編集画面がごちゃごちゃしている
これはWordpressではなくバズ部のXeoryに関する不満だが、編集画面(投稿画面)に色々アドバイス的な内容や普段使わない項目がふんだんに盛り込まれているので、ごちゃごちゃしていて見づらい。結果書くことに集中しづらい。
もっとシンプルな画面にして書くときにはタイトルと本文だけ、ぐらいにした方がよいと思う。
NoteとかMediumなんかはどうなのかな。見たことないけど良さそう。
おすすめしない理由4:見たまま編集がそのままでは実装されていない
これはどういうことかというと、要は投稿後に実際にWeb上に表示されるページと投稿画面内の編集時の状態(見栄え)が違うので、自分で書いた内容を客観的に見ながらブログを書いく、ということがリアルタイムでできない。もちろん一旦記事を公開するなりすれば別ページで見れるし、投稿画面についても裏側をCSS等で調整すればいいだが、そもそもその手間が無駄だし、知識のない人には難しい。そういう意味でもWordpressはおすすめしない。
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という感じで、自分はWebの知識があるので自分で色々カスタマイズできるWordpressを選択したけれど、入稿画面とか余計なものがごちゃごちゃしてて書きづらいし、はてなブログで言うところの「見たまま編集」がイマイチっていうか未実装って言っていいと思うし、何より重い、というのでWordpressにする必要はなかったな、と思っています。
WordPressもそのテンプレートであるXeoryもプロダクトとしては素晴らしいと思っていて、色々親切だしカスタマイズもしやすいとは思います。ただ、こと”ブログを書く”ということに集中するという意味では、他のサービスを選んだほうがよりよい結果になるのではないか、というのがこの記事の主張です。
初めてブログをはじめる人は、既存のブログサービスを使ってさっさと始めちゃったほうが、設定とか余計な作業に煩わされずにいいのでおすすめです。
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